自分の強みを見つける方法
太田黒 颯雅
自分の強みが分からない人へ|今の自分から強みを見つける4つの方法
「あなたの強みは何ですか?」そう聞かれたとき、あなたはすぐに答えられるでしょうか。
「自分には何の強みもない」「人に誇れる才能が思いつかない」——そう悩んだことはありませんか。
私自身も、自分の強みが分からず悩んだ時期がありました。周りを見渡すと、話すことが得意な人、頭の回転が速い人、何か一つに秀でている人ばかりが目につき、「自分には特別なものが何もない」と感じることもありました。
しかし、強みについて考える中で気づいたのは、強みとは誰かと比べて一番になることではないということです。自分では当たり前だと思っている習慣や、これまで何度も繰り返してきた行動の中にこそ、強みは隠れています。
今回は、自分の強みを見つけるための4つの方法を紹介します。
1. これまでの経験を棚卸しする
これまでの人生を振り返り、年齢・出来事・そのときの感情・夢中になった瞬間を時系列で書き出してみましょう。
子どもの頃に夢中になった遊びや部活、趣味など、内容は何でも構いません。
「何をしたか」だけでなく、「なぜそれに夢中になれたのか」まで掘り下げることで、自分らしい特徴が見え、強みを知るヒントになります。
2. 短所を反対側から見つめ直す
「心配性」は慎重に考えられる力、「負けず嫌い」は向上心、「細かいことが気になる」は観察力というように、自分では短所だと思っている部分も、活かし方によっては強みになる場合があります。
すべての短所を無理に長所へ変換する必要はありません。しかし、視点を変えることで、今まで気づかなかった自分の良さが見えてくることがあります。
3. 客観的な診断ツールを活用する
クリフトンストレングスのような強み診断は、自分の考え方や行動の傾向を知るきっかけになります。
結果をそのまま自分の強みだと決めつけるのではなく、「確かに昔からこういうところがあったな」と過去の経験と照らし合わせることで、自分への理解をより深められます。
4. 実際に行動しながら見つける
新しい趣味や興味のあることに挑戦する中で、「やってみたら意外と得意だった」と初めて気づく強みもあります。
考えているだけでは分からない自分の一面もあるため、自己分析と同じくらい、実際に経験してみることも大切です。
強みがないのではなく、まだ気づいていないだけ
誰かより圧倒的に優れていることだけが、強みではありません。
これまで夢中になったこと、褒められたこと、そして短所だと思っている部分。その一つひとつが、自分を理解するためのヒントになります。
強みを見つけることが難しい人は、まずこれまでの人生で夢中になったことを3つ書き出してみてください。
そして、「なぜ夢中になれたのか」まで考えてみましょう。
そこから、自分でも気づいていなかった強みが見えてくるかもしれません。