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転職先を選ぶときに確認したいポイント

太田黒 颯雅

2026/9/13

「今より給料の高い会社に行きたい」
「人間関係の良い職場で働きたい」
「もっと自分に合った仕事を見つけたい」

転職を考える理由は人それぞれです。ただ、今の職場環境によっては「早く辞めたい」という気持ちが強くなり、次の会社を焦ってなんとなくで決めてしまう。結果的に失敗してしまうかも知れません。

私自身、以前の転職では給料の高さを重視して未経験業種の会社を選びました。当時は収入が増えれば生活にも余裕ができ、心に余裕が生まれ仕事もうまくいくと思っていました。

しかし、実際に働いてみると仕事は想像以上に厳しく、人間関係もうまくいかず、結果として鬱になりすぐに辞めてしまいました。給料が高くなれば、当然業務の質も量も高くなることを全く理解していませんでした。

この経験から学んだのは、次の4つです。

1. 自分がどんな仕事をしたいのか一度全部考える

転職先を探す前に、まず自分自身をしっかり見つめ直しどんな仕事がいいか考えてみましょう。

「今すぐにでもやりたい仕事」
「一度やってみたかった仕事」
「好きや得意を活かせる仕事」
「逆に、絶対にやりたくない仕事」

これらを曖昧にしたまま求人を見るのではなく、一度すべて書き出してみるのがおすすめです。

最初から「自分に向いているのはこの仕事かも?」と決めつける必要はありません。今まで興味がなかった職種も含めて調べてみることで、自分でも気づかなかった選択肢が見つかることがあります。

2. 給料だけではなく、自分の価値が上がるかを見る

給料はもちろん大切です。

しかし、転職では「年収や月収をいくらもらえるか」だけでなく、「数年後に自分の市場価値が上がっているか」という視点も持ってみてください。

専門知識や営業力、ITスキル、マネジメント経験など、次の仕事でも使えるスキルを身につけられる会社なら、そこで得た経験は自分自身の資産になります。

仮にその会社を数年後に辞めたとしても、「この経験があったから次の仕事を選べた」と思える転職なら、それは決して無駄ではありません。

その時には前職で得たスキルを持ってる状態ですから何も持ってない人に比べて有利なのです。そうすると、結果的に仕事がうまくいき給料もちゃんと自分に見合う額になっていきます。

3. 1社にこだわらず、時間をかけて比較する

早く次を見つけて安心したい気持ちから気になる会社を見つけると、「ここしかない」と思ってしまうことがあります。

しかし、1社だけを見ていると、その会社の条件が本当に良いのか判断できません。

給料、休日、残業時間、仕事内容、福利厚生、教育制度などを複数社で比較してみましょう。

転職は早く決めた人が勝ちではありません。

今の職場がつらいと焦る気持ちも分かりますが、次の会社を急いで決めて、また同じ悩みを抱えてしまっては意味がありません。

時間をかけて「ここなら働いてみたい」と納得できる会社を探すことが大切です。

内定をもらっても、必ずその会社に入社する必要はありません。大切なのは、自分が納得して働けるかどうか。焦らず、じっくり考えて決めましょう。

4. 次の会社に一生勤めると考えすぎない

日本では、「転職を繰り返すのは良くない」というイメージを持つ人も少なくありません。そのため、「次こそ一生働ける会社を見つけないと」と考えてしまう人もいるでしょう。

しかし、次の会社が最後の職場になるとは限りません。海外では、転職を重ねながら経験やスキルを身につけ、キャリアを築いていく人も珍しくありません。

だからこそ、「一生働ける会社を探す」よりも、「次の数年間で何を経験し、どんな自分になりたいか」という視点で考えてみてください。

特に20代なら、県外へ出たり、知らない業界に挑戦したりするのも一つの選択肢です。環境を変えることで、新しい価値観や自分に合った働き方が見つかるかもしれません。

自分の人生を良くするための転職にしよう

転職には不安がつきものです。私自身も、「失敗したらどうしよう」「また辞めたくなったらどうしよう」と何度も悩みました。

でも、一度の転職ですべてを正解にする必要はありません。

大切なのは、給料だけで会社を選ぶのではなく、自分がやってみたいこと、身につけたいスキル、理想の働き方まで考えること。そして、1社にこだわらず、焦らず自分に合った会社を探すことです。

転職は人生をやり直すことではなく、これまでの経験を活かして、次の一歩を選ぶことだと思います。

次の会社が一生の職場になるかは誰にも分かりません。だからこそ、失敗を怖がりすぎる必要もありません。

今より少しでも「ここで頑張ってみたい」と思える場所を探してみてください。

その選択が、これからの人生をより良くするきっかけになるはずです。